- しそう
- I
しそう【使送】使いの者に持たせて送ること。IIしそう【刺創】突き刺されてできるきず。 さしきず。IIIしそう【刺草】アザミの別名。IVしそう【四三】(1)「しさん(四三){(2)}」に同じ。(2)賽(サイ)の目の四と三とが出ること。V
「~をはなれて五二(グニ)となつて/狂言記・双六僧」
しそう【四相】〔仏〕(1)事物が出現し消滅していく四つの段階。 事物がこの世に出現してくる生相(シヨウソウ), 持続して存在する住相, 変化していく異相, 消え去っていく滅相。(2)人間の一生に{(1)}を当てはめたもの。 すなわち, 生・老・病・死の各相。(3)人々がその心身に執着するために抱く四つの誤った相。 我・人・衆生(シユジヨウ)・寿者の四相。VIしそう【四葬】インドで行われる四種の葬法。 火葬・水葬・土葬・林葬の総称。VIIしそう【師僧】師である僧。VIIIしそう【志想】こころざし。IXしそう【志操】主義や考えなどを固く守る意志。 志節。X「~が堅固だ」「~高潔な人」
しそう【思想】(1)人がもつ, 生きる世界や生き方についての, まとまりのある見解。 多く, 社会的・政治的な性格をもつものをいう。(2)〔哲〕〔thought〕単なる直観の内容に論理的な反省を施して得られた, まとまった体系的な思考内容。(3)考えること。 考えつくこと。XI「道上に於て, ~することあれば, これを記録せり/西国立志編(正直)」
しそう【指嗾・使嗾】指図してそそのかすこと。 けしかけること。XII「順良なる生徒を~して, 此騒動を喚起せるのみならず/坊っちゃん(漱石)」
しそう【指爪】ゆびのつめ。XIIIしそう【歯槽】歯根を入れている上下の顎骨(ガツコツ)の穴。XIVしそう【死相】(1)人相に死の近いことが現れること。 また, その人相。(2)死に顔。XVしそう【紙窓】紙を貼った窓。 明かり障子のある窓。XVIしそう【芝草】(1)しば草。 しば。「香煙窓を出づるも~覆ひて人無し/盛衰記 48」
(2)マンネンタケの異名。XVIIしそう【詞宗】詩文に長じた人。 また, 文人・学者に対する敬称。XVIIIしそう【詞藻】(1)文章の修辞。 言葉のあや。「~に富んだ文章」
(2)詩歌や文章。XIXしそう【試走】(1)(試合などの前に)試みに走ってみること。「軽く~する」
(2)自動車などを試験的に走らせてみること。XX「テストコースを~する」「~車」
しそう【詩僧】詩を作る僧。 詩がじょうずな僧。XXIしそう【詩宗】すぐれた詩人。 また, 詩人の敬称。XXIIしそう【詩想】(1)詩を生み出すもとになる感情・着想。「~がわく」
(2)詩の中に表現されている思想・感情。XXIIIしそう【詩草】詩の草稿。 詩稿。XXIVしそう【駛走】〔「駛」は馬が速く走る意〕速く走ること。 疾走。「街鉄(ガイテツ)の鋪(シ)き石の上を~して来た旧式な相乗りの俥が/秘密(潤一郎)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.